タマネギ・ネギ類 生でも、調理済みでも×。ネギ類に含まれるアリルプロピルジスルフィドという成分が赤血球を破壊します。ねぎ類を食べると血尿がでるようになり、酷くなると溶血性貧血(ねぎ中毒)に。
生卵 生の卵白はビタミンBを壊す「アビディン」というタンパク質を含んでいます。下痢の原因になります。加熱もしくは卵黄だけなら大丈夫です。
青魚 「不飽和脂肪酸」が多く含まれ、体内で酸化されるときにビタミンEを大量に消費します。ビタミンEが欠乏すると、黄色脂肪症になります。
レバー 少量ならば問題なし。与えすぎる(例えば、1週間にボウル3杯分)とビタミンAとDの過剰摂取のため骨が変形してしまう可能性があります。苦痛と歩行困難につながる可能性があります。
牛乳 猫は大人になるにつれて、牛乳に含まれている「乳糖(ラクトース)」を分解する腸内の酵素(ラクターゼ)がなくなります。消化できずに下痢をしてしまいます。ただ、子猫のときから飲み続ければ、酵素がなくならず、下痢はしないようです。
魚や鶏の骨 猫は食べ物を咀嚼せずにまる飲みします。大きな骨は喉や胃に刺さる危険性があります。
生の豚肉 豚肉にはトキソプラズマという原虫がいることがあるので、必ず火を通しましょう。
あわび・さざえ 耳が落ちると言われます。確かに光線過敏症という病気になり、皮膚炎を起こしやすくなります。特に薄い耳に影響が出やすいようです。
イカ・タコ・エビ 消化不良を起こす恐れがあります。特に生の内臓はビタミンB1分解酵素が多く含まれている為、急激なビタミンB1欠乏症になる恐れがあります。与えるときは必ず火を通し少量にしてください。
塩分 人間と違い、猫の汗腺は退化しており、汗をほとんどかかないため、塩分は必要ではありません。また、腎臓が人間と比べて弱く、多く摂取すると腎臓病になりやすいです。
糖分 甘い物やお菓子は虫歯、肥満の原因になります。
チョコレート テオブロミンという成分は心臓や中枢神経を刺激して、嘔吐や下痢を起こします。ひどい場合はショック状態を起こし、急性心不全になって死亡する事も。
マグネシウム マグネシウムを多く取り続けると、尿結石などの泌尿器症候群に罹りやすくなると言われています。煮干などに多く含まれています。
カフェイン コーヒー、ココア、緑茶などに含まれます。不整脈などを引き起こします。